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【投資初心者4年目】2024年に向けて今後のシナリオを考えてみる。トレンド転換に備える戦略。

もも・たろ
もも・たろ

こんにちは!

「豊かな暮らしと資産形成の両立」をテーマに大人のデートや結婚、夫婦生活、資産形成についてブログを書いている20代夫婦ブロガー、ももたろ夫婦です!

本記事は、2023年後半から2024年を見据えた市場のシナリオを想定し、今後の私の投資行動を紹介します。

まずは私の投資状況をさっくりご説明。

・投資歴:4年目、2020年5月〜
・運用額:1,029万円(執筆時点の数値。内276万円が含み益)
2020年5月から投資を始めて、コツコツ積み立て続けてやっと2023年6月に運用額が1,000万円を突破!
これまでS&P500の投資信託を中心に積み立ててきたのでかなり偏った構成。

私もまだまだ経験不足のひよっこ投資家ではありますが、何か参考になることがあれば幸いです。

世の中のニュースをおさらいした上で、それらを考慮して今後の投資スタンスを紹介したいと思います。

*免責:本記事はあくまで素人の見立てであり、全ての投資は自己責任でお願いいたします。

考える材料:金利と為替

今後の相場を語る上で欠かせないのが金利動向。

アメリカの金利

2023年6月のFOMCでFRBは利上げを見送ったものの、2023年内にあと0.25%の利上げがあと2回あると予想できる内容も発表されました。

米FRB 利上げ見送り決定も 年内にあと2回の利上げ想定 | NHK
【NHK】アメリカの中央銀行にあたるFRB=連邦準備制度理事会は金融政策を決める会合を開き、去年3月に利上げを開始して以降、初めて…

なかなかPCE=個人消費支出が下がりません。

米 4月の個人消費支出の物価指数 インフレの根強さ示す | NHK
【NHK】アメリカの先月のPCE=個人消費支出の物価指数は、上昇率が4.4%と前の月の水準を上回り、インフレの根強さを示す形になり…

ただ金利上昇は確実にそしてじっくりとアメリカの実体経済に影響を及ぼします。2024年のどこかのタイミングでは利下げに転じると私は予想。

日本の金利

一方で、日本は引き続き金融緩和継続の方向性。円の価値はどんどん毀損していきます。

日銀 金融政策決定会合 大規模な金融緩和策の維持 決定 | NHK
【NHK】日銀は、16日までの2日間、金融政策決定会合を開き、長期金利と短期金利に操作目標を設ける今の大規模な金融緩和策を維持する…

輸入品の価格は引き続き高止まり。

「投資なんて危ない、貯金が一番安心」とか言っていると、どんどん貧しくなりますので注意しましょう。

アメリカの金利が高止まりしている一方で、日本の金利はゼロに張り付いていますので、引き続き円安トレンド継続です。

ただ、アメリカはどこかのタイミングで利下げに転じます。この転換点をどうやって儲けの源泉にするかが、今回のポイントだと考えています。

考える材料:台湾有事のリスク

実質的に中国共産党の政策となっている台湾統一も現実味を増してきています。

直近では、かの有名なウォーレン・バフェット氏も台湾積体電路製造(TSMC)の株式を大量に手放しています。

バフェット氏、台湾より日本への投資に前向き 米中対立で
米著名投資家ウォーレン・バフェット氏は6日、自身が率いる米投資会社バークシャー・ハザウェイの株主総会で、台湾よりも日本への投資に前向きな姿勢を示した。米国と中国の関係悪化を理由に挙げた。

”米著名投資家ウォーレン・バフェット氏は6日、自身が率いる米投資会社バークシャー・ハザウェイの株主総会で、台湾よりも日本への投資に前向きな姿勢を示した。米国と中国の関係悪化を理由に挙げた。”

もちろん現在のウクライナのような武力衝突による悲劇が起こらないことを祈るばかりです。

しかし、「もし台湾有事が本当に起こったら?」というシナリオも考えておいて損はないと思います。

考える材料:世界は脱アメリカに向けて進んでいる

中国が台湾有事に備えてか、中国は中国独自の経済圏を築きつつあります。

2022年12月に中国は中東諸国に対して人民元建ての原油取引を要請、すでに人民元での取引を開始している国もあるようです。

人民元の地位向上で動揺も ドル基軸通貨体制の行方 長谷川克之・東京女子大学特任教授 - 日本経済新聞
ポイント○ドルペッグの香港はバスケット制移行も○サウジが原油輸出の人民元決済の可能性○日本は新興国の外貨準備運用を取り込め1980年代後半以降のグローバリゼーションが転機を迎えている。米中対立の新冷戦、コロナ禍、ロシア・ウクライナ戦争、欧米での約40年ぶりのインフレと複層的なショックがグローバル経済を襲っている。イエレ...

中国だけではなく、中東地域でもアメリカの影響力が落ちている、というニュースも出てくるようになりました。

中東秩序のニューノーマル 「アラブの春」前に回帰 客員編集委員 脇祐三 - 日本経済新聞
中東の政治秩序が、ほぼ「アラブの春」の前に戻った。民主化を弾圧したシリアはアラブ連盟に復帰し、民主化を進めたチュニジアは独裁に回帰する。サウジアラビアはイランとの断交を解消し、トルコでは長期政権がさらに続く。いずれも米国が望む展開ではない。人権重視などバイデン政権の外交は中東では歓迎されず、影響力回復をめざしたブリンケ...

これまでは圧倒的なアメリカの影響力のもと、アメリカドルが世界の基軸通貨として機能してきましたが、

グローバリゼーションが逆回転しつつある世界の中でアメリカドル離れが加速する可能性があります。

今になって振り返ると、中国の一帯一路構想は伏線のように感じられます。

これからの投資行動

さて、これらのニュースを踏まえて今後の戦略を考えてみたいと思います。

私の投資のベースはS&P500の投資信託の長期分散投資にありますので、総投資額の15~20%を中期の社会情勢やトレンドを見ながら配置を決める遊軍のような役割と考えています。

【想定シナリオ】
☆2023年中はドル高円安傾向。ただし2024年以降はアメリカが利下げ、景気後退入りが予測されているので円高に振れるだろう。
☆(もしかすると)台湾有事が近い将来起きる。万が一台湾有事が起きた場合、世界は分断、サプライチェーンは大混乱し、インフレ。
☆台湾有事を想定して、投資マネーが中国から日本を含む周辺国へ流れる。不動産価格の上昇は止まらない。金融緩和継続で日本円の価値は落ち続けるのでインフレ継続。
☆長い目で見るとアメリカ一強の時代が終わり、ドルの価値が相対的に落ちる。日本や新興国株にチャンスあり。

上記シナリオを基に投資行動を考えると、

・2023年内は円安なのでドル建て資産の購入時期としてはイマイチ。米国の個別株を買うなら、2024年以降の利下げ後に値下がりしたタイミングで連続増配株を買おうかな。
・台湾有事/2024年に来るドル安/世界的なドル離れに対抗するものとして、金への投資は妙味があるかも。
・日本のインフレ継続シナリオにかける。インフレに強い日本株銘柄(不動産・商社)を仕込んでおく。

マーケット|SBI証券
マーケットでは日本をはじめとする世界の株...

私がいいなと感じているのは純金上場信託(現物国内保管型)1540です。

金とUSDは逆相関関係にありますから、2024年以降ドル安に伴って金の価格が上がることを予想します。また金はインフレ耐性のある資産ですから、日本でのインフレ継続シナリオにかけるのであれば、まだまだ上がる可能性があります。

さらに有事の際には資産を守るために金が買われますので、台湾有事のシナリオにも備えられます。しかも、純金上場信託(現物国内保管型)1540は円建てで購入できるため、来年以降にきたるドル安でも目減りすることはありません。

これまで私はアメリカ株偏重だったので、今後は主軸は引き続きS&P500に軸をおきながらも日本株や金、新興国株への分散に力を入れて、これから来る大きな流れにも乗れるように備えたいと思います。

つくづく考えてもインフレが終わる材料があまり見えないですよね。

アメリカの景気後退に引きづられる形で日本でも需要が後退するんですかね。

ひとまず私はインフレ継続シナリオを想定して準備していきたいと思います。

終わりに

これまで述べてきたことは、日頃私が触れている情報から考えたシナリオです。

自分が考えるシナリオに基づいて、将棋のように相手の手を読んで次の一手を打つ。そんな気分で投資をしています。

答え合わせは来年になりますが、果たしてどれほど当たっているでしょうかね。。まず間違いなく想定通りにはいかないでしょう。

もちろん私にとって株式投資はサイドFIREを達成するための柱の一つ。

ですが、世界の成り立ちや動きを知り、考えることが好きなので趣味の領域としても楽しんでいます。

やはり、圧倒的に知識が足りていないので、本を読む。
こうして記事を書いてみるといかに自分の理解が曖昧かを痛感します。

たろ
たろ

皆さんも楽しい投資ライフを〜!

皆さんの見立ても是非教えてくださいね。

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