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【たろの考え事 その3】お金ってただの手段。手段のために人生を犠牲にしてないか?

ももちゃん・たろくん
もも・たろ

こんにちは!「豊かな暮らしと資産形成の両立」をテーマに大人のデートや結婚、夫婦生活、資産形成についてブログを書いている20代夫婦ブロガー、ももたろ夫婦です!

たろ
たろ

今回は、私たろが普段から考えていることを取り止めもなく紹介するコラム【たろの考え事 その3】です。

自己満企画ですが、よろしければお付き合いください。

お金の話に違和感あり

よく巷では、資産形成・キャリア・年収の話って耳にしますよね。

年収を上げるには、スキルをつけて転職しましょう!
とか
不動産投資で、会社に依存しない収入源を作りましょう!
みたいな。

これ自体は、全くもってその通り。

確かに、生きていく上でお金は大事なもので、たくさんあるに越したことはないですよね。

でも、こういう話を耳にすると、人の年収と自分の年収を比べたり、自分の貯金のなさに絶望したりしがちじゃないですか?

それで、「どうやってお金をもっと儲けよう」とか、「年収の高い仕事に就けるようにスキルを身につけよう」とか色々考えて頭を悩ませますよね。

一見自然に聞こえる、こうしたお金の悩みにずっと違和感があり、最近ようやくその違和感の正体に気が付きました。

お金ってただの手段であって目的ではないな、と。

目的もよくわかっていない(=何を解決したいのかわかっていない)のに手段の話をしているんじゃないか?、ということです。

お金ってただのツール(手段)じゃない?

人生の目的ってなんでしょう。

人によって答えは千差万別だと思いますが、私は「豊かに生きること」だと思います。

そうであれば、お金というのは人生を豊かに生きるためのツールに過ぎないんじゃないですかね。

世間では、どういう人生を生きたいか、人生で何を成し遂げたいかという大きな目的が欠けた状態で、

いたずらにお金を稼ぎ/資産を作ることばかりがノウハウとしてもてはやされているように見えるのです。

極端な話、仮にお金持ちになれたとして、友人がいなくて趣味もなくてFIREしたところでそれって幸せなんでしょうか。

資産形成をするために、無駄を省く。

友人との飲み会・食事代・旅行・趣味など。無駄を省けば省くほど、お金は貯まっていきます。

お金は貯まるかもしれないけど、人とのつながりや経験を得るチャンスを失っているんじゃないですかね。それを豊かだとは私は思えません

切り詰めて節約生活をした先に1億円貯めたとして、豊かな人生を生きたって言えるんでしょうか。

お金って本来、価値を交換するための媒介物であり、ただの数字なんですよね。お金自体は人生の目的にはなり得ないものなんじゃないかと思います。

今を生きる、自分にとっての豊かさを考える。

目的がないのにお金を稼ぐことに時間や気持ちを使うことは、手段が目的になっている状態です。

「別に興味にはないけれど、お金を稼げるから新しい資格を身につける」とか「資産を築くために好きなものを我慢する」というのは、

お金のために今という時間や得られる経験を犠牲にしているんだと思います。

人間は未来でも過去でもなく、今この瞬間だけを生きることができます。”今この瞬間”の積み重ねが人の一生。

今この瞬間にしたいこと、会いたい人、食べたいもの、やりたいことにお金や時間を使うことが、後悔することなく豊かに生きるコツなんじゃないか?と最近思うんです。

お金という一つの指標に縛られて、人と比べて、生きづらさを感じている人もいるかもしれません。

でも、本来人が豊かさを感じる瞬間ってもっと多様なはずだと思うんです。

人によってはサーフィンをして自然と一体になっている瞬間に幸せを感じたり。大好きな音楽を聴いたり奏でたりして嬉しくなったり。

お金が介在しない幸せってたくさんあるはずです。

だから、まずは「自分にとっての本当の豊かさってなんだろうって」考えることが大事なんじゃないでしょうか。

”私たちは「いまを未来のために手段化する」というインストルメンタルな思考様式に浸かりきってしまっているので、寄り道をせずに最短距離でゴールを目指すのが「正しい人生のあり方」だと考えてしまいがちです。しかし、そのような人生設計のもとに、無駄だと考えられる営みを全て斥けて日々を積み重ねていけば、もしかしたら偶然にも出会うことができたかもしれない「自分が本当に夢中になれる活動」に触れる機会もまた斥けてしまうことになります。”

(山口周著『ビジネスの未来ーーエコノミーにニューマニティを取り戻す』より

最適化し過ぎた先には、なんの面白味のない人が出来上がります。

最後に ”思い出には複利が効く”

お金に関する違和感と気づきについて今回は考えてみました。

自分の考えがまとまらなくて、どう伝えればいいのか迷ってしまい書くのに時間がかかりました。

最後に『DIE WITH ZEO』という本から私が好きなフレーズを紹介して終わりにしたいと思います。

旅行や人との関わりにはお金がかかりますが、若い頃の経験は宝です。思い出には複利が効きます。

著:ビル・パーキンス, 翻訳:児島 修
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若い頃の経験は宝です。

若い頃の経験は、人生で何度も思い出して懐かしんだり、人とのつながりができてそれが仕事になったり、若ければ若いほど何度もいいことがあるんです。

今しかできない経験を全力で掴みにいく。

”お金”という、ただの数字であり手段でしかないもののために、今この瞬間を無駄にすることのないように生きていきたいものです。

たろ
たろ

最後まで読んでくださりありがとうございました。

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