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『本気でFIREをめざす人のための資産形成入門』(穂高唯希著)FIREを志す人の必読書

たろくん
たろ

こんにちは!ももたろ夫婦ブログのたろです。
僕らは、マッチングアプリ婚の旅好き20代夫婦。「豊かな暮らしと資産形成の両立」をテーマに大人のデートや結婚、資産形成についてブログを書いています。

今回のブログでは、三菱リーマンでお馴染みの穂高唯希さんの著書『本気でFIREをめざす人のための資産形成入門』を読んで、私たろの心に残った言葉を紹介していきます。私的名言集です。

穂高さんといえば、こちらのツイート。私は穂高さんのマインドや言葉が好きです。

本書では、穂高さんがなぜFIREを志すようになったのか、実際どうやってFIREをしたのか、またFIREを志す上でどのようなマインドで取り組んだのか、が一冊にまとめられています。

具体的な投資手法については、本書や穂高さんのブログをお読みいただくとして、本ブログでは主に穂高さんのマインドの部分について取り上げさせていただきます。

私もサイドFIREを志すものとして、いろんなことを考えてきたのですが、穂高さんの言葉やマインドに大きく影響を受けました。

それでは早速紹介していきます!

名言集

”FIREという概念において重要なことは、 なにも億万長者になることが経済的自由ではないということです。”
”経済的自由と聞くと、資産や支出などの経済状況にフォーカスしがちですが、その経済状況を決定づけるのは、生き方です。”
”生きがいを失った人間は脆く、朽ち果てるのも早い。それは何歳であろうが、老後だろうが、セミリタイア後だろうが、現役だろうが、関係ありません。
”資産形成、そしてお金というのは、あくまで目的ではなくて手段であって、それ以上でも以下でもないということです。お金自体を最大の目的としてしまうと、方向性を見失います。”
”お金はあくまで「人生の選択肢を増やす可能性を大いに秘めたもの」という位置付けです”
”私たちは、生まれたその瞬間から死にむかって走り続けています。”
”私は人生において大切にしていることの一つとして、経験があります。”
”資産は、ツールです。経験や人間関係は宝です。私はあくまで資産の多寡よりも、経験を積むことを大切にしてきました。”

考えたこと

穂高さんは本書の中でお金はあくまで手段、大事なのは自分にあった生き方を見つけ、実現することだと何度も繰り返し強調されています。

巷では、年収を上げるためのキャリアアップや様々な投資術が取り上げられていますが、そもそも何のためにお金を稼いでいるのか、という視点が欠けているような気がして、いつも違和感を覚えていました。

年収を上げるには、投資で成功するには、などなど世の中にはハウツーが溢れています。

ついつい正解や他人からの評価を求めがちな日本社会において、年収や資産ってとても測りやすくて、年収が上がると優越感を感じられるのかもしれませんが、自分の中に軸を持っていない生き方って空虚だなと感じます。

穂高さんが安定的な給料を得られる三菱リーマンという立場を捨ててFIREされたというのは、そうした画一的で他人本位な生き方に対するアンチテーゼなのだと思います。

私も自分が求めているのは、サラリーマンとしての人生経験だけじゃなくて社会に生きる人間として多様な経験をするための自由を勝ち取るための資産形成なんだと、思わせてもらえました。

自分が社会とどう関わりたいのか、というところまで改めて考えさせられました。自分が目指したい社会との関わり方を実現するための手段が資産形成なんですね。

お金ってただ価値を保存するだけの紙切れですからね、紙切ればかり集めても仕方がありません。

おわりに

いかがだったでしょうか。

FIREと聞くと一般的には、どうやって資産を築くか、という点にフォーカスしがちですよね。私もそうでした。

でも、穂高さんの本やブログを読んで、お金に対する自分の考え方を改めるようになりました。

本ブログでは全てを取り上げることはできませんので、是非本書を購入して読んでみてください!

最近読んで気に入った本はこちら☆
穂高さんの新著「シンFIRE論」もおすすめです。

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