【金沢】THE HOTEL SANRAKU KANAZAWA スイート｜クラブフロア【2025年6月 0歳子連れ旅行】

先日、0歳の娘と子連れ旅行してきました！
宿泊に利用した「THE HOTEL SANRAKU KANAZAWA｜ザ ホテル山楽金沢」のスイートルームについて、写真とともに紹介します！

金沢の人気観光スポット「近江町市場」まで徒歩1分、「金沢城公園」まで徒歩3分の好立地。

朝の散歩がてらに金沢城公園まで出かけたり、系列ホテルの温泉に入ったりもできますよ！

今回の記事では「THE HOTEL SANRAKU KANAZAWA｜ザ ホテル山楽金沢」の、
・概要
・お部屋（スイートルーム）の様子
・クラブラウンジの様子
をたっぷりの写真と共に紹介していきます！

＊本記事の情報は2025年6月に私たちが訪れた時点のものです。記事を読まれた時点での内容を保証するものではないことをご了承願います。

ホテル概要

「THE HOTEL SANRAKU KANAZAWA｜ザ ホテル山楽金沢」は2022年12月21日にオープンした、新しいホテルです。
以下にアクセス、客室について簡単にまとめています。

アクセス

「THE HOTEL SANRAKU KANAZAWA｜ザ ホテル山楽金沢」は金沢駅から車で7分。
近江町市場や金沢城公園（兼六園が隣接）まで徒歩3分以内と、観光スポットへのアクセス抜群なホテルです。

ホテルが独自に作ったこのマップ、見やすいし分かりやすいし、おすすめポイントも書いてあってとても良い！

外国人観光客も多かったので英語版のマップは喜ばれると思います。

客室

公式サイトによると、客室の総数は215。
大きく以下の5タイプの客室があります。

客室カテゴリー	特徴	広さ	ベッドタイプ
スーペリア	最もベーシックな部屋。 車椅子の方にも快適な段差の少ない部屋もあり。	32〜35平米	ツイン、ハリウッドツイン、キング、ワイドキング
ガーデン	窓から中庭が楽しめる部屋。	33平米	ツイン、キング
コネクティング	二部屋を接続し、部屋の中で行き来できる。	32~33平米＋32~66平米	スーペリア、ガーデン、スイートと同様
クラブ	プレミアムラウンジKANAZAWA利用可能	32~33平米	ツイン、キング
スイート	最上級の部屋。 プレミアムラウンジKANAZAWA利用可能。	66平米	ツイン、ハリウッドツイン、キング

客室は２〜６階にあり、そのうち２〜３階は専用ラウンジへのアクセス権があるクラブフロア。
スイートルームも２〜３階にありました。

私たちは今回、客室205(キング)と210(ツイン)に宿泊。
客室同士を繋げてコネクティングルームにしたかったのですが、客室が広いスイートルームでは構造的に不可能でした。

外観・施設

ホテルの正面玄関はこんな感じ。

正面玄関は大きなガラス張りで、真正面には綺麗な中庭がありました。

とても立派なお庭で、到着早々に気分が上がります。

池の水は澄み切っていて落ち葉や虫が全然見当たらず、手入れが行き届いていることに感心。
翌朝来ると、作業員の方が水を全て抜き、ブラシで掃除されていました！

ホテルからもらった館内案内図です↓

玄関入って左手に進み、フロントへ向かいます。

組子細工の仕切りが印象的なフロント。

1階のトイレ横にはベビールームがあり、赤ちゃんのおむつ替えや授乳が可能です。
とても清潔で、ご丁寧に煌びやかなクッションまで用意されていました。
おむつ用のゴミ箱もあります。

クラブラウンジ「プレミアムラウンジKANAZAWA」

ラウンジ概要

ラウンジ内は大きく3つに分かれています。
・入って一番右：フード類＋テーブル
・入って中央　：駐在コンセルジュ＋テーブル
・入って一番左：アルコール＋テーブル

営業時間内に好きな時に入室し、好きな席でカフェブレイクが可能でした。

子連れでも楽しめる？

ラウンジ内は比較的静かな空間でした。
まだ動き回らないねんねの赤ちゃんや、じっとしていられる子どもなら大人は気疲れせずに楽しめそうです。

ホテル側は子どもwelcomeな印象を受けました。
ラウンジでお茶を楽しんでいると、スタッフの方から「お子様用のアメニティです」とこちらをいただきました↓

0歳児の娘には使わないものばかりでしたが、それでも気遣いが嬉しかったです。

スリッパ、歯ブラシ、体用のスポンジが入っていました。

ワンオペ（大人1、子1）でラウンジでの食事を楽しむ場合は、赤ちゃんなら抱っこ紐でおんぶすると料理が取りやすいです。

カフェタイムの食事/飲み物

1番の人気はやはり、ケーキ。

こんなに美しいケーキを好きなだけいただいて良いなんて、、幸せです。

私が行った時間は14時過ぎでしたが、あっという間にケーキは無くなってしまい、
一通りカフェタイムを楽しみ終わった頃にたくさん補充されていました。

中高年のご夫婦が急いで我先にとケーキを手に取っているのを見ましたが、
ラウンジでゆっくり過ごしていれば、そのうちにケーキは補充されるので焦る必要はないです。

他にもケーキを楽しみたい方がいるでしょうから、節度ある行動をしたいですね。

ケーキの説明書きもありました。
私たちは５人で宿泊したので、分け合いながら全種類のケーキの味を楽しむことができました！

夏なので、爽やかなムース系が特に美味しかったです。

クレームブリュレは、しっかり表面がカリカリ、中は濃厚でとても美味しかったです。
小さめなので、ケーキを食べた後でも楽しむことができました。

カヌレは、外側が柔らかいタイプのものでした。
（私は外側はカリッと固いタイプが好きです）

アーモンドチョコ、カリッとしていて美味しかったです。

和菓子は紫陽花をモチーフにした涼しそうなものも。

甘くない軽食として、主にハムサンドイッチとキッシュが用意されていました。

フィナンシエやマドレーヌ、クッキーなどの焼き菓子も充実。
美味しかったです。

お茶は縦長のティーバッグになっており、ティーポットに入れて使います。
本格的なセルフ アフタヌーンティーができますよ★

食器が全て美しいです。

綺麗ですね〜
組子細工の模様と金箔で、とても高級感がありました。

カトラリーもおしゃれ。
お箸には金箔。
スプーン、ナイフ、フォークはクチポールのものでした。

アイスは夕方からのカクテルタイムのデザートにいただきました！

ソフトドリンクやビールも用意されています。

壁には加賀の工芸品が展示されていました。

お酒は赤/白ワイン、日本酒、スパークリングワイン、ノンアルコールワインもありましたよ。

私は授乳期間中なのでノンアルコールワインをいただきました。

カクテルタイムの食事/飲み物

カフェタイムで提供されたケーキや和菓子などのスイーツ類は片付けられており、食べることはできません。

サンドイッチやキッシュ、ナッツ、ポテトチップス、焼き菓子などはそのままカクテルタイムでも楽しむことができました。

生ハムやサラダ。能登豚ハムというのが置いていました。

ラザニア、ピザ、唐揚げ、ナチョス、アヒージョ。
ピザが人気のようでしたよ！

「治部煮/じぶに」という、鴨肉や麩などの煮込み料理と、金沢おでんもありました。
おでんは出汁がとっても美味しかった！
シミシミの車麩、最高です。

金沢で有名な押し寿司「笹寿司」。笹の葉で包んでありました。
寿司ネタは鯖だと思いますが、硬くて食べにくかった印象です。

私が何度もいただいたのはこちら↓
鯵の南蛮漬け、エビのセビーチェ、能登豚ハム！

野菜スティック、パテもありました。

カフェタイムにもあった、サンドイッチとキッシュ。

飲み物やアイスクリームはカフェタイムと同じものを楽しむことが可能です。

ファミリープレート

客室での軽食を希望の場合、スタッフに依頼すると一部の料理を箱詰めにしたファミリープレートを用意してもらうことが可能です。

私の場合は乳幼児がいたため、ファミリープレートを希望しました。

それがこちら↓

木のお重に入っていて、なんだか高級感があります。

持ってきてもらえるのはラウンジで提供されている料理のホンの一部。
誰かに子どもを預けられる場合は、ぜひラウンジに行って気になる料理を楽しんだ方が良いと思います。

大好きな生ハム。

客室

今回宿泊したお部屋は2階の205号室。
キングベッド1台のスイートルームです。

ホテルに相談し、ラウンジの目の前にあるスイートルームを2部屋用意してもらいました。
1部屋には母が、もう1部屋には私と娘が宿泊。
客室はラウンジのすぐ近くにあるので、母と交代で娘の面倒を見るときも、移動に時間がかからず良かったです。

洗面台やトイレがあるエリア以外は絨毯になっていて、ハイハイする赤ちゃんには安心でした。
ローテーブルに置いてある花瓶を倒さないように注意しましょう。

ベッドは広々としたキングサイズ。
娘と2人で寝るのに十分すぎる広さでした。

0歳児をキングベッドに寝かせるとこんな感じ↓

赤ちゃんを寝かせても十分な余白があるので、大人も余裕をもって寝ることができます。
大きな枕が計4つあり、娘がベッドから簡単には落ちないように枕で壁を作って寝ました。

金沢っぽい、金色のクッション。

ベッドの頭上の壁面はゴールドの屏風で、藤の花が描かれていました。

部屋の窓は子どもの背の高さでは開けにくい位置に鍵があり、10cmほど外側に開けることができました。

窓を開けると中庭の流水音が聞こえてきて、涼し気でした。

花瓶？壺がシックな黒のインテリアに映えます。

湯呑みや急須も金沢っぽい絵柄で、高級感がありました。

お茶は、加賀棒茶、紅茶、煎茶が置いてあります。

鮮やかなデザインの湯呑み

コーヒーは、UCCのDRIP PODというブランドが提供されていました。
ラウンジで散々ティータイムを楽しんだのと、娘の高熱で、結局このコーヒーは飲めず、、、

スイートルームなのでアルコール類も無料です。
スナック菓子、美味しかった！

水、お茶、ビール、サイダーが２本ずつ。

カトラリーは私の好きなやつ。

「カトラリーWASABI」で検索すると、金属用食器の名産地、新潟県燕市のメーカーで作られているようです。

手触り良く、指にフィットして食べやすかったです。

湯沸かし器もありました。

ローテーブルの上に置かれた一輪の花。
とても美しかったです。

BOSEのスピーカー↓

広々としたお風呂。
私たちは提携先の温泉に入ったのと、娘が高熱を出したため結局お部屋の風呂には入れず、、、

シックな黒で統一された洗面台。

トイレや洗面台エリアの床は石のような硬いタイルになっていたので、赤ちゃんが転ばないように注意が必要です。

アメニティのシャンプーなどはブルガリでした。

スキンケアセットはPOLA。めちゃくちゃいいやつで、嬉しい。

ベビーベッドを借りることができました↓

娘をベビーベッドの中に入れると出してくれと大泣き。
どうしても行動範囲を制限したい時だけ使用し、結局寝る時には使用しませんでした。

おむつ用ゴミ箱もお借りしました↓

臭いが気にならない人は普通のゴミ箱に捨てさせてもらっても良いかも？

娘はゴミ箱につかまり立ちしようとしていました。
転んでもマシなように、絨毯のあるエリアへ移動させた方が良いです。

買ったら数万円する高級ドライヤー、MAGNET↓

提携先の温泉で髪を洗ったので、結局使わず、、使い心地は不明です。

パジャマはグレー色のセパレートタイプ↓

パウチタイプの離乳食の温めをお願いしたところ、お椀に入れて持ってきてくれました。

天然温泉「金沢白鳥路 ホテル山楽」

もし旅程に余裕があれば、温泉で旅の疲れを癒すのはいかがですか？

THE HOTEL SANRAKU KANAZAWAから徒歩7分の場所に、系列ホテル「金沢白鳥路 ホテル山楽」があり、金沢市内では珍しい天然温泉に入ることができます。

入浴料は、THE HOTEL SANRAKU KANAZAWA宿泊者は1回500円（2025年6月時点）。
フロントで温泉に入りたい旨を伝えると、木製の手形を渡されるのでそれを持って「金沢白鳥路 ホテル山楽」へ行きましょう。

金沢城のお堀の隣を散歩しながら、あっという間に到着します。
6月に行った時は、道中はとても緑豊かで人も少なく、きれいに清掃されていてとても気持ちよく散歩できました。

金沢白鳥路 ホテル山楽では温泉のみの利用者に対しても、ヤクルトやアイスを無料提供していました。

お風呂上がりにカロリーオフのヤクルトを1杯いただきました。

予約

一般的な予約サイトなら基本どこからでも予約可能です。

各予約サイトから、すぐにTHE HOTEL SANRAKU KANAZAWA（ザ ホテル山楽 金沢）予約ページに飛べるバナーをいくつか貼り付けておきます。

一休.com

Yahooトラベル

じゃらん

楽天トラベル

最後に

このホテルに宿泊して良かった点は、近江町市場や金沢城公園（兼六園）が徒歩数分という好立地な点と、プレミアムラウンジでのケーキです。

朝早起きして金沢城公園の周辺を散歩したり、温泉に入ったり、とても気持ちよかったです。
ケーキ屋さんでいただくようなケーキを好きなだけ食べられたのもよかった。

唯一残念だったのは、娘が発熱した時に体温計を借りようとしたところ、「唯一あった非接触の体温計が壊れていたので貸出不可能。近所のコンビニで買うなどしてください」などと言われたこと。

体温計を持ってこなかった自分が悪いのは百も承知で物申すと、
宿泊者の体調不良は珍しくないでしょうから、救急用グッズの定期的なチェックを行い、壊れた体温計は交換し、正常に機能する体温計を１本くらいは常備しておくのが良いと思いました。

（欲を言えば、体温計が壊れているのを発見した時点で「今からコンビニに行って体温計を用意するので、待ってて」などと言ってもらえたら、心の底から嬉しかっただろうと思います）