無印良品好きの皆さん、ごきげんよう。
良品週間に目を光らせているムジラーの方も多いのではないでしょうか。仲間ですね!
無印良品好きの人におすすめしたいのが無印良品の運営会社である(株)良品計画の株です。
100株持っていれば株主優待として期間中何度でも使える5%割引券がもらえるのです。
もちろん私たち夫婦も持っています。いつでも5%引きは嬉しい。
特に金額が大きいものを買うときは割引絶対額もそれなりの金額になります。
しかも、2024 年8月末日の基準日から割引率が7%に増加予定!!🎉
ですが、株式なのでどうしても株価の変動があります。
せっかく割引が欲しくて株を買うのに株価が下がって損が出てしまうのは避けたいですよね。
そこで今回は無印良品の株をいつ買えばいいのか考察してみたいと思います。
以下観点から現状を整理して考えてみます。
チャート
決算
需給
投資家心理
*本記事は個人の一意見です。投資は自己責任でお願いいたします。
チャート
年初から株価は上昇傾向で、75日移動平均線がサポートラインのようになっています。
75日移動平均線を下回るとそこから反発して上昇を繰り返していることがわかりますね。
RSIを見てみましょう。RSIは現在57.55で、買われすぎでも売られすぎでもなさそう。
ただし、株価が上昇する局面ではRSIが80近くに、株価が底打ちして反発する際には40のラインに接していますね。
短期的なチャートパターンを見ると、以下条件が揃う時に買えば短期的には損する可能性は低いと考えます。
①株価が75日移動平均線を下回っている。
②RSIが40に接するほど売られている。
もう少し長期でも株価の動きを振り返ってみます。
2015年頃までは低空飛行、その後2018年には一時4,050円の最高値をつけていますが、その後コロナショックで一時1,000円ほどまで急落。昨年の6月頃から再度上昇局面に入っているようです。
決算
4月に発表された無印の決算資料をみると、23年度は急激な円安による輸入・輸送コスト上昇で苦しんでいましたが、24年度は価格改定も進んで増収増益となる見込みです。
銀座の無印良品はインバウンド客で溢れかえっており、まだまだ無印の業績は伸びそうだなと感じました。
売上は海外の方が小さいですが、営業利益は海外の方が大きいんですね。
今の所業績が悪化する要因は見当たらず、安定した利益成長が見込まれそうです。
需給
信用倍率は1倍。信用買いと売りが拮抗しています。
現在のNTTの34倍などと比べると、信用倍率ははるかに低いですね。
5月末に信用買残が減少すると同時に信用売残増えてきている。
信用売り残が増えている=空売りを狙っている人が増えていると言えるのですが、1日の出来高が大体200万株の日が多いので需給には大きな影響を及ぼすほどでもないと考えます。
投資家心理
日経平均は3月に一時41,087.75円の史上最高値をつけた後、4月に36,773円まで売られました。
75日移動平均線に上値を押さえつけられる相場が続きましたが、6月最終週に持ち直し始めています。
日銀の為替介入は何度も出せる手ではないし、利上げ余地も限られている状況でアメリカはまだ利下げが少し先になりそうな雰囲気。
まだ円安は続きそうなので、日経平均には追い風かもしれません。
配当・優待
良品計画の1株あたりの配当計画は40円。配当性向の基準は30%とのこと。
現時点(6/28終値)2,654.5円で計算すると配当利回りは1.5%。
100株持っていると4,000円/年の配当金です。
配当自体は決して高配当という訳ではありませんが、今後7%の割引が効くのは大きいです。
年間3万円ほど無印良品で買い物をする場合、2,100円お得になります。
4,000円+2,100円=6,100円の配当をもらえると同義と考えると、配当利回りは2.3%ほどまで上昇します。
まとめ
短期的なチャートパターンを見ると、以下条件が揃う時に買えば短期的には損する可能性は低いと考えます。
①株価が75日移動平均線を下回っている。
②RSIが40に接するほど売られている。
次の買い時の目安としては2,500円あたりまで下落するのを待つのが良さそうです。
中長期で見ても安定した事業成長が見込まれるので、値上がりを見越して買ってよし。
優待をキープしたい方はそのまま持っていてもいいかもしれませんが、悪い決算を出したら売ることが大事。
*為替や世界情勢は常に変わり続けますので、上記は現時点での見立てに過ぎません。
自分の株の勉強ついでに、記事にまとめてみました🙇🏻♂️
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