こんにちは!
「豊かな暮らしと資産形成の両立」をテーマに大人のデートや結婚、夫婦生活、資産形成についてブログを書いている20代夫婦ブロガー、ももたろ夫婦です!
本記事は、2023年後半から2024年を見据えた市場のシナリオを想定し、今後の私の投資行動を紹介します。
まずは私の投資状況をさっくりご説明。
私もまだまだ経験不足のひよっこ投資家ではありますが、何か参考になることがあれば幸いです。
世の中のニュースをおさらいした上で、それらを考慮して今後の投資スタンスを紹介したいと思います。
*免責:本記事はあくまで素人の見立てであり、全ての投資は自己責任でお願いいたします。
考える材料:金利と為替
今後の相場を語る上で欠かせないのが金利動向。
アメリカの金利
2023年6月のFOMCでFRBは利上げを見送ったものの、2023年内にあと0.25%の利上げがあと2回あると予想できる内容も発表されました。
なかなかPCE=個人消費支出が下がりません。
ただ金利上昇は確実にそしてじっくりとアメリカの実体経済に影響を及ぼします。2024年のどこかのタイミングでは利下げに転じると私は予想。
日本の金利
一方で、日本は引き続き金融緩和継続の方向性。円の価値はどんどん毀損していきます。
輸入品の価格は引き続き高止まり。
「投資なんて危ない、貯金が一番安心」とか言っていると、どんどん貧しくなりますので注意しましょう。
アメリカの金利が高止まりしている一方で、日本の金利はゼロに張り付いていますので、引き続き円安トレンド継続です。
ただ、アメリカはどこかのタイミングで利下げに転じます。この転換点をどうやって儲けの源泉にするかが、今回のポイントだと考えています。
考える材料:台湾有事のリスク
実質的に中国共産党の政策となっている台湾統一も現実味を増してきています。
直近では、かの有名なウォーレン・バフェット氏も台湾積体電路製造(TSMC)の株式を大量に手放しています。
”米著名投資家ウォーレン・バフェット氏は6日、自身が率いる米投資会社バークシャー・ハザウェイの株主総会で、台湾よりも日本への投資に前向きな姿勢を示した。米国と中国の関係悪化を理由に挙げた。”
もちろん現在のウクライナのような武力衝突による悲劇が起こらないことを祈るばかりです。
しかし、「もし台湾有事が本当に起こったら?」というシナリオも考えておいて損はないと思います。
考える材料:世界は脱アメリカに向けて進んでいる
中国が台湾有事に備えてか、中国は中国独自の経済圏を築きつつあります。
2022年12月に中国は中東諸国に対して人民元建ての原油取引を要請、すでに人民元での取引を開始している国もあるようです。
中国だけではなく、中東地域でもアメリカの影響力が落ちている、というニュースも出てくるようになりました。
これまでは圧倒的なアメリカの影響力のもと、アメリカドルが世界の基軸通貨として機能してきましたが、
グローバリゼーションが逆回転しつつある世界の中でアメリカドル離れが加速する可能性があります。
今になって振り返ると、中国の一帯一路構想は伏線のように感じられます。
これからの投資行動
さて、これらのニュースを踏まえて今後の戦略を考えてみたいと思います。
私の投資のベースはS&P500の投資信託の長期分散投資にありますので、総投資額の15~20%を中期の社会情勢やトレンドを見ながら配置を決める遊軍のような役割と考えています。
☆2023年中はドル高円安傾向。ただし2024年以降はアメリカが利下げ、景気後退入りが予測されているので円高に振れるだろう。
☆(もしかすると)台湾有事が近い将来起きる。万が一台湾有事が起きた場合、世界は分断、サプライチェーンは大混乱し、インフレ。
☆台湾有事を想定して、投資マネーが中国から日本を含む周辺国へ流れる。不動産価格の上昇は止まらない。金融緩和継続で日本円の価値は落ち続けるのでインフレ継続。
☆長い目で見るとアメリカ一強の時代が終わり、ドルの価値が相対的に落ちる。日本や新興国株にチャンスあり。
上記シナリオを基に投資行動を考えると、
・2023年内は円安なのでドル建て資産の購入時期としてはイマイチ。米国の個別株を買うなら、2024年以降の利下げ後に値下がりしたタイミングで連続増配株を買おうかな。
・台湾有事/2024年に来るドル安/世界的なドル離れに対抗するものとして、金への投資は妙味があるかも。
・日本のインフレ継続シナリオにかける。インフレに強い日本株銘柄(不動産・商社)を仕込んでおく。
私がいいなと感じているのは純金上場信託(現物国内保管型)1540です。
金とUSDは逆相関関係にありますから、2024年以降ドル安に伴って金の価格が上がることを予想します。また金はインフレ耐性のある資産ですから、日本でのインフレ継続シナリオにかけるのであれば、まだまだ上がる可能性があります。
さらに有事の際には資産を守るために金が買われますので、台湾有事のシナリオにも備えられます。しかも、純金上場信託(現物国内保管型)1540は円建てで購入できるため、来年以降にきたるドル安でも目減りすることはありません。
これまで私はアメリカ株偏重だったので、今後は主軸は引き続きS&P500に軸をおきながらも日本株や金、新興国株への分散に力を入れて、これから来る大きな流れにも乗れるように備えたいと思います。
つくづく考えてもインフレが終わる材料があまり見えないですよね。
アメリカの景気後退に引きづられる形で日本でも需要が後退するんですかね。
ひとまず私はインフレ継続シナリオを想定して準備していきたいと思います。
終わりに
これまで述べてきたことは、日頃私が触れている情報から考えたシナリオです。
自分が考えるシナリオに基づいて、将棋のように相手の手を読んで次の一手を打つ。そんな気分で投資をしています。
答え合わせは来年になりますが、果たしてどれほど当たっているでしょうかね。。まず間違いなく想定通りにはいかないでしょう。
もちろん私にとって株式投資はサイドFIREを達成するための柱の一つ。
ですが、世界の成り立ちや動きを知り、考えることが好きなので趣味の領域としても楽しんでいます。
やはり、圧倒的に知識が足りていないので、本を読む。
こうして記事を書いてみるといかに自分の理解が曖昧かを痛感します。
皆さんも楽しい投資ライフを〜!
皆さんの見立ても是非教えてくださいね。
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