こんにちは!
「豊かな暮らしと資産形成の両立」をテーマにブログを書いている20代夫婦ブロガー、ももたろ夫婦です!
先日、夫のたろちゃんが男性目線での出産レポートのブログを書きました。
今回は実際に陣痛〜出産を経験した私-女性目線で出産の記録(陣痛〜出産まで)を書きます。
次回は、出産後の入院生活について記事にしようと思います
初産や無痛分娩を検討している夫婦の参考になれば嬉しいです✨
- 無痛分娩の感想『控えめに言って最高!』
- 陣痛から出産までの記録
- 03:00 AM 前駆陣痛が始まる
- 08:00 AM 朝食をいつも通り食べる
- 08:30 AM 産院へ電話をかける① これって前駆陣痛で合ってる?
- 11:15 AM 産院へ電話をかける② 腰の痛みはまだない
- 12:00 PM お粥を食べる 腰が痛くなってきた
- 01:00 PM 産院へ電話をかける③ 痛みの限界!
- 02:00 PM 産院へ到着 子宮口3cm
- 03:00 PM 麻酔を入れる
- 03:30 PM 夫と笑顔で面会 痛みは全く感じない
- 05:00 PM 夫帰宅 子宮口6cm
- 06:00 PM 夜ご飯を食べる
- 07:00 PM 子宮口7cm 夫に身支度させる
- 08:00 PM 赤ちゃんの心拍が下がってきた 夫を召喚
- 09:00 PM 子宮口全開 お産の準備が始まる
- 09:30 PM 娘の誕生
- 11:00 PM 胎盤を見せてもらう
- 11:30 PM 夫帰宅、入院部屋(母子別室)へ移動
- 00:30 AM 就寝
- 最後に
無痛分娩の感想『控えめに言って最高!』
無痛分娩、本当に選択して良かったと思います。
穏やかなお産にすることができ、想像よりも産後の回復が早かったです。
見てください、この出産5時間前の写真↓
両手でピース✌️しながら笑顔で会話する余裕があります。
もがき苦しんだ陣痛から解放され、本当に楽になりました。
麻酔を入れてからも、私の場合は完全に『無痛』にすることは避け、唸るほどではないが軽めの生理痛のような痛みが下腹部に感じられる程度に、麻酔量をコントロールしました。
陣痛から出産までの記録
03:00 AM 前駆陣痛が始まる
尿意で目が覚めトイレへ行った後、重めの生理痛のような痛みが下腹部全体に発生。
寝付けなくなる。
痛みは1分未満継続し、次の痛みまでの間隔は3-8分。
陣痛の間隔が不規則だったことから前駆陣痛だと判断し、横になって耐えた。
08:00 AM 朝食をいつも通り食べる
いつも通りの食欲あり。
夫が作ってくれたサラダと食パンを食べた。
前日まで行っていたジムは断念。
痛みを感じる場所は下腹部全体から恥骨の方へ、だんだん下に降りてきた。
(前駆)陣痛の間隔は4-8分、陣痛の継続時間は1分程度。
笑ったり、喋ったりできる程度の痛み。
麻酔を入れる直前の痛みを10段階中のレベル10とすると、この時はレベル1くらい
08:30 AM 産院へ電話をかける① これって前駆陣痛で合ってる?
産院にいつ行くべきか指示を仰ぐために産院へ電話。
陣痛間隔が不規則、笑って会話できる程度の痛みならもう少し様子見とのこと。
母子の命に関わる出産。分からないこと、迷うことは躊躇わずに産院の助産師さんに質問し、指示を仰いで良かったと思います。
夫がペットボトル(HOT用)で即席の湯たんぽを作ってくれた。
股に当てると少し痛みが和らぐ。
11:15 AM 産院へ電話をかける② 腰の痛みはまだない
良いお産にするには良い陣痛が必要。
これをスローガンに、ひたすら3-8分間隔でくる陣痛に耐える。
陣痛が結構強くなり、痛くて泣いてしまうレベルに。
産院に電話したところ
腰は痛い?お産が進むと痛みの場所が下がり、腰が痛くなってくるよ
まだ腰に痛みを感じなかったので、もう少し家で様子を見ることに。
この時の痛みレベルは5くらい(麻酔直前の痛みを10とする)
12:00 PM お粥を食べる 腰が痛くなってきた
陣痛がくると腰も痛くなってきた。
この時の痛みレベルは8-9(麻酔直前の痛みを10とする)。私が体験した陣痛の中で最高レベルの痛みになっていました。
陣痛の間隔は相変わらず不規則で、3-6分間隔。
1分未満の痛みが継続。
唸り、泣き、夫に腰を押してもらいながら必死で呼吸。
朝3時から陣痛が始まり9時間が経過。
かなり体力を消耗し、冷房をつけていても汗だく。
陣痛の合間にシャワーを浴びるよう夫に言われるも、服を脱ぐまでにまた次の陣痛がやってきて、シャワーする気力無し。
陣痛がひどくなる前に、シャワーしておくのをオススメします
夫がお粥を作ってくれてお茶碗1杯弱、ゼリー飲料1つを食べました。
この時食欲は無かったが、食べておいてよかった!
分娩時間は初産だと10時間以上、人によっては何日もかかる場合も。何かしら食べてカロリー摂取し、体力温存できるように周りはサポートしたいところ
01:00 PM 産院へ電話をかける③ 痛みの限界!
自分の中では痛みの限界を迎えていた。
あと何時間耐えれば産まれてくるのか、それよりもお腹の中の赤ちゃんは無事なのか、そろそろ不安になってきたので産院に電話。
腰が痛くなってきたようだし、かなり陣痛が苦しそうなので一度産院で内診してみましょう(お産がまだ先なら、一度自宅へ帰ってもらうよ)
とのことで、夫がカーシェアで車を予約し、私の荷物を準備。
夫が車を取りに行っている5分間、自宅から産院までの車移動15分間は、夫に腰を押してもらえず余計に苦しく感じた。
陣痛タクシーは、家に着くまで20分程度はかかると朝の段階で確認済みだったため、カーシェアを使用。
カーシェアは家のすぐ近くにあり、平日のため問題なく希望時間に車を借りれた(親孝行な赤ちゃん😭)
陣痛がきたら、早いタイミングで産院までの移動手段の最終確認をした方が良いでしょう
02:00 PM 産院へ到着 子宮口3cm
この時の痛みレベルは10(Max)。人生最大の痛みだったと思います。
産院到着時の子宮口3cm開いていた。
赤ちゃんの下り具合も良さそう。
私があまりに苦しそうな様子だったので、もう麻酔を入れても良いとのこと。
一般的には子宮口4cmくらいから麻酔を入れるケースが多いようです
苦しくて泣き喚いてるにも関わらず、麻酔を入れずにもう少し陣痛に耐えようか、と迷いが生じた。
早い段階で麻酔を入れるとお産が遠のくことがあるため。
しかし、迷っている最中も陣痛の激しい痛み😭
迷ってる暇無し、もう耐えられん!と思い、結局すぐに麻酔を入れてもらうことに。
03:00 PM 麻酔を入れる
麻酔の針を背中に刺されることに恐怖を感じて泣く。
(針の太さは?背中のどこに刺す?いつ刺す?ー色々分からないことが恐怖に)
麻酔科医・助産師3-4人がかりで私を取り囲み、背中での処置の様子、進行状況を教えながら、私を落ち着かせようとしてくれた。
麻酔を入れて20分後くらいには、完全に痛みから解放!!
お腹の張りが分からない程に麻酔の効きが良かったため、麻酔の量を減らして様子を見た。
麻酔量は通常は45分おきに6ml(濃度不明)滴下するが、私は50分おきに5mlへ麻酔量を減らした。
この時の痛みレベルは0(麻酔直前の痛みを10とする)。地獄から天国に引き上げてもらった感じ。最高でした。
03:30 PM 夫と笑顔で面会 痛みは全く感じない
助産師さんに導尿(尿道にカテーテルを繋いで尿を取る)してもらった。
350mlの尿を採取。
麻酔を入れた後は自力でトイレに行けないため。
その後、夫と面会。
「全然痛くないわ〜😮💨☺️」と痛がる様子が全くない私を見て夫が安心。
05:00 PM 夫帰宅 子宮口6cm
麻酔量を減らしたことで、陣痛のたびにお腹の張りを感じるようになる。
全く痛みは無い。
麻酔を入れてから下半身の感覚が鈍る。
夫にマッサージをしてもらうなどして過ごした。
06:00 PM 夜ご飯を食べる
出産前、最後に食べたご飯はこちら↓
エネルギーゼリー、果汁飲料、コンソメスープ
自宅でお粥を食べてきてよかった〜!
07:00 PM 子宮口7cm 夫に身支度させる
順調に子宮口が開いてきた。
麻酔を入れていなければ(=自然分娩なら)、ペースが早いので出産目前と言われた。
夫に、そろそろ家を出る準備をするよう連絡した。
2回目の導尿。下着におりもの状の出血が少しあった。
これは子宮口が開いてくると出るもので、気にしなくて良いとのこと。
08:00 PM 赤ちゃんの心拍が下がってきた 夫を召喚
麻酔量を減らして快適に過ごしてきたが、陣痛が強くなり痛みを感じるようになった。
麻酔量を増やすボタンを1度押した。
だんだん顔を歪める程の痛みになってきた。
麻酔量を元の45分間隔6mlに戻すことに。
痛みは感じないが、お腹の張り(=子宮収縮)は感じる状態に。
赤ちゃんの心拍が少し下がってきた(=お産が近い)ため、夫を呼ぶ。
赤ちゃんが下に下がってきたようで、お尻が押される感覚があった。
09:00 PM 子宮口全開 お産の準備が始まる
連絡後20分ほどで夫が到着。
麻酔により感覚がなくなったお尻を夫にマッサージさせようとしたところ、私のオムツに血がついているのを発見。
ナースコール。
子宮口は全開になっていて、しかも胎胞(赤ちゃんの入っている袋)が子宮の外に出始めていた。
いよいよお産へ!
09:30 PM 娘の誕生
「もうすぐ陣痛きます」と助産師さんへ自己申告。
陣痛のたびに1-2回息を止めていきむ。
痛みがないことで、いきむことに集中できた。
赤ちゃんが苦しくなる前に外へ出せたのは本当によかった。
(赤ちゃんが出てくるのに時間がかかると、途中から帝王切開になることも)
いきむこと15-20分くらい、、
赤ちゃんが股から出てきて、大きな産声をあげた。
本当にこんな生命体がお腹に入ってたのかという驚き、
助産師さんの「血色良いです!元気ですね!」との言葉に安心、
長い妊娠期間を無事に乗り越えた私・・・お疲れ!
と色々な感情が混ざって涙が出てきた。
お腹が張る感覚はありますが痛みはないので、分娩室内の雰囲気はとても穏やかで和やかでした☺️
娘は2500g以下の低出生体重児のため、血糖値の測定検査を受けた。
正常値となる基準は50mg/dL以上。
娘の数値は50mg/dL以上だったが50に近い数字だったため、低出生体重児専用のハイカロリーなミルクを与えられた。
その後、血糖値70mg/dLまで上昇したため問題無しだった。
ミルクの準備中に、私の左乳首を娘に吸わせた。
会陰は1cm自然に裂けた。
赤ちゃんの頭が小さいので、ハサミで切らない方が傷が少ないと医師が判断したそう。
11:00 PM 胎盤を見せてもらう
初めて見る胎盤、感慨深かったです。
見た目は、大きなレバー(胎盤)に螺旋状のチューブ(へその緒)がついている感じでした
他の妊婦に比べて私の胎盤は小さめ、へその緒も細め。
娘が低体重なのは、それが原因かも、とのこと。
11:30 PM 夫帰宅、入院部屋(母子別室)へ移動
分娩から2時間が経過。
母体に異常が無さそうなので入院部屋に移動。
助産師さんに側についてもらい、トイレに行く。
会陰が滲みたり、痛むことはなかった。
00:30 AM 就寝
最後に
無痛分娩を迷われている方は、無痛分娩を希望後に分娩時までキャンセル(=自然分娩を選択する)が可能かを産院に確認するのが良いと思います。
キャンセル可能な場合は、まずは無痛分娩を希望しておき、陣痛を体験してから麻酔を入れるかどうか考えるのもありだと思います。
痛い時に、麻酔を入れる選択肢が有るというのは、とても心強いです。
陣痛はお産の進行とともにどんどん痛みが増すので、自然分娩の場合は私の感じた痛みを遥かに上回り、かつ長時間耐える必要があります。
純粋に、自然分娩で出産された方、すごい、の一言。
私の通う産院では無痛分娩に+20万円程かかりましたが、その価値がありました。
出産を控えている方の参考になれば幸いです。
皆さんのお産が安産でありますように。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
コメント