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育児妊婦生活

男性目線の立ち会い出産体験レポート【陣痛が来てから生まれるまで】 夫にできることとは。

もも・たろ
もも・たろ

こんにちは!

「豊かな暮らしと資産形成の両立」をテーマにブログを書いている20代夫婦ブロガー、ももたろ夫婦です!

先日ついに第一子の長女が誕生しました〜!🎉
当ブログでは「みいたん」と命名します。

みいたん
みいたん

生まれた〜!!

私たち夫婦にとって初めての妊娠〜出産。わからないことだらけで頭が????になりまくっていましたが、なんとか二人で乗り越えました🔥

といっても男性には体の変化が何もないので、主に頑張ってくれたのは妻ももちゃんです。ありがとう、ももちゃん。

生まれてから2週間ほど経って少し生活にも落ち着きが出てきたので、そろそろブログ活動を再開。出産や育児についてどんどん発信していきます!

さて、今回は男性目線での立会出産レポートとしてブログをまとめたいと思います✨
陣痛から出産まで忘れられない一日になりました。。

陣痛から出産まで 時系列に沿って紹介

私たちは無痛分娩を選択。無痛分娩と言っても計画無痛分娩とは異なり、最後のお産の痛みだけを軽減する無痛分娩を選択しました。

なので産院に行って麻酔をするまでは普通のお産と同じように陣痛を経験します。

陣痛から出産まで実に18時間の戦いでした。夫目線で起きたことを記載していきます・・・

3:00AM 前駆陣痛?

朝3時半頃、寝室の隣のリビングから「フー、フー」という変な息遣いが聞こえて目を覚ます。

リビングに行くと痛みがあって寝られないと妻ももちゃんが痛みに耐えていた。陣痛間隔は不規則な感じで「前駆陣痛っぽいから数時間したら収まるかな〜」とまだ余裕もありつつ様子を見て私はもう一度就寝。 

*前駆陣痛とは臨月頃になると現れる不規則な陣痛のことで大体数分から数時間で消えるものを言います。そのままお産につながった場合は陣痛と呼ばれる。

この頃はまさかこの日に生まれるなんて考えてもいなかった。

8:00AM 朝食を食べて仕事

生理痛のような痛みが続いていたが、ももちゃんは喋ったり笑ったりできるくらいの痛みで、いつも通りの朝食を一緒に食べた。食欲もある様子。

その日は平日で私は仕事の日だったので、 一度リモートで勤務を開始。

前駆陣痛にしては長く続いていたので、念の為産院に電話。まだまだそんな痛みじゃ生まれませんよ〜的な会話をして、引き続き様子見。

10:00AM 打ち合わせしているが・・・

リモートで打ち合わせに参加。打ち合わせの最中からももちゃんの痛み方が激しさを増して、隣でうずくまっている状況。自分が発表者なのに打ち合わせの内容と会話が全然頭に入らない!笑

仕事どころじゃなくなり打ち合わせを終えてその日の仕事はストップ。ももちゃんの背中をさすり、水をあげて、お腹をあっためるための湯たんぽ作りにドタバタ。

こんなに痛がっていて陣痛が収まるはずがない!もうこのまま出産につながる。今日産まれるんだ!と確信した時間帯。

午前3時から始まった陣痛からすでに7時間経過。

痛みが強まって耐えるのが厳しいくらいになってきたので産院に電話。まだ腰が痛くない。もっと腰の方が痛くなると思うと言われる。今産院に行ってもまた帰されると思ってまだ耐えることに。

もう余裕はほぼなくて、妻ももちゃんは泣きながら痛みに耐えるレベルでした。湯たんぽをお股のあたりに当てると少し楽ということがわかり、湯たんぽを当ててあげる。

12:00PM お昼はほぼ食べる余裕なし

なぜかももちゃんの陣痛は陣痛間隔が2-3分と異常に短くて、陣痛の間にはほとんど何もできないくらい。

お昼時には食事や会話するのも難しいレベルに達して、おかゆなら食べられそうというので、おかゆをパパッと作って食べてもらった。かろうじておかゆとゼリーは食べてもらえた。

お産は体力勝負なので、食べられるうちにカロリーのあるものをしっかり食べておくことが大事と痛感しました。あとはまだ大丈夫と思っているうちにシャワー浴びてもらうこと!

1:00PM 痛みの限界!

ももちゃんの腰の方まで痛くなってきたので産院に電話。一度来てもらって診察してもいいよ、とのことで産院へ向かう準備を始める。

ももちゃんの場合は陣痛感覚は終始短くて2-3分でした。痛みが強すぎて泣いたり深呼吸したりしてなんとか痛みに耐える。

2:00PM 産院へ

車で産院に到着。妻ももちゃんを検査に送り出し受け付けでドキドキしながら待機。無事であってほしい、と祈りながら待つこの時間はめちゃくちゃ長く感じた。

ももちゃんは痛みの限界がきて、麻酔の処置をすることに。ドキドキしながら引き続き待機。

この時点で子宮口の開きは3cmほどとのことで、まだ12時間くらいはかかりそうですね〜と言われる。

3:30PM 一安心

麻酔の処置が終わりたまたま面会可能時間だったので、分娩室にいる妻ももちゃんと対面。麻酔を入れて落ち着いた様子のももちゃんの様子を見てめちゃくちゃ安心。陣痛はきているが痛みはほぼ感じない。

5:00PM 小休憩

お世話になった産院はお産の2-3時間前にならないと立ち会いできないので、面会時間が終わって一度帰宅。助産師さんからは翌日の夜中か明け方頃に出産になると思うと言われていたので、長期戦に備えて仮眠をとる。

作り置きのカレーを食べてシャワーを浴びて小休憩。

8:00PM さあいよいよ!

シャワー浴びたと思ったら、お産がもう始まりそうとのことで妻から連絡があり、8時半ころに産院に戻りももちゃんと再度対面。痛みの感覚は薄いものの、子宮口が8cmすでに開いているとのこと。

お産が進むペースめちゃくちゃ早い。そして無痛分娩の仕組みは本当にすごい。

9:00PM もうすぐそこに!

9時前にお尻の感覚がないからマッサージしてくれと言われてお尻をマッサージしようとしたら、妻のおむつシートに血がついていることに気づきナースコール。

助産師さんがきて「うわ!タイホウが出てますね」と焦った様子でドタバタし始めて、「もうお産が始まります!」と言われてお産の準備のために一度外に出される。

タイホウって赤ちゃんの頭のことを大砲という業界用語かと思って調べたらタイホウとは「胎胞」のことで赤ちゃんが入っている卵膜の部分ことだった。この時点であと30分くらいで生まれそうと言われる。

9:30PM 誕生☆

お産の体勢や準備が整ったところで再度分娩室の中に呼ばれる。

助産師さんの指示に従いながら、妻が顔を真っ赤にして隣でいきんでいる。私は汗を拭いたり、水を飲ませたりするくらいで大してできることはない。少し体に触れて応援している気持ちを伝えようとしてみた(無意味)

あと少しですよ〜上手です〜と助産師さんに言われながら一進一退を繰り広げ、必死にいきむこと20回くらいでオギャーと大きな産声とともにみいたん誕生。

朝3時から実に18時間の戦いでした。

夫にできることは

まずは陣痛と出産について勉強

妻のことをサポートするためには、陣痛から出産までの流れがなんとなくでも頭に入っていないと役に立ちません。臨月を迎えたら改めて勉強し直すことをおすすめします。

私のおすすめはこちらの助産師さんのYoutube。

私はこちらの方のYoutubeをひたすら見て、陣痛中にどのように過ごすのかを頭に入れていたので、割とスムーズに対応できました。

安産を迎えるにもやっぱりコツがあるもんですね。このように発信してくれる方がいて本当にありがたいです。

出産後、母乳育児についてもこちらのYoutubeは非常に参考になりました。ありがとうございます。

陣痛が来たら、色々試して気に入ってもらったサポートをする!

陣痛がきてパートナーが耐えられない程の痛みになってきたとき、夫は最も輝きます。

背中をさする、飲み物をあげる、カイロや湯たんぽでお腹や背中を温めて上げる。テニスボールでお尻を押してあげる、腰を押してあげる、一緒のリズムで呼吸をしてあげる、などなど。

出産が初めての場合、陣痛がきつい時に何をしてもらうのが楽なのか妻もわかっていないので、まずは色々試しましょう。

そのあと、「背中をさすってもらうのが楽だった」などフィードバックをもらって気に入ってもらったサポートを一緒にしましょう。

私は、妻が陣痛に耐えている時に「はい上手だよ〜、はい吸って〜」などと言っていたら、妻から「うるさいっ!!」と怒られてしまいました笑

それからは静かに背中を押してあげるようにしました😅

食べれる時になんでもいいのでカロリーのあるものをとっておくこと!

私たちの場合お昼時にはすでにかなりしんどい状態で、おかゆをちょこっと食べた以外は普通の食事はできませんでした。

まだ陣痛の始めの頃で「まだこの痛みなら余裕。あとでシャワー浴びてご飯たべよ〜」と余裕で思っているくらいの時に、シャワー浴びてご飯食べておくべき!

そのチャンスを逃すと、場合によっては汗でドロドロ、お腹も減って力がでない状態になりかねません。

子宮も筋肉でできていますから、カロリーが足りないとスタミナ切れしてしまいます。お産は長丁場ですからね。。

必須アイテム

お産時の必須アイテムといえば、これ。
陣痛に耐えているときや分娩台の上では普通にコップから水分をとることすら難しくなります。

横になっていても、どんな姿勢でも水分が取れるストロー付きのペットボトルキャップは必須アイテムでした。

終わりに

お産に絶対はないと言われるように産まれる瞬間まで赤ちゃんと母体には命のリスクがあります。

今回、妻も娘も無事で生まれてきてくれたことに本当にホッとしました。同時にサポートいただいた助産師さんに感謝の気持ちでいっぱいです。

みいたんは、低出生体重児として2,300gほどと小さく生まれましたが、入院中に頑張ってミルクを飲んで出生児の体重よりも増加してくれたので無事に退院できました。

出産に立ち会って、一人の子供が生まれるまでに本当にたくさんの方のサポートを得ていることを実感しました。

自分の子供の出産に立ち会って、自分の人生にこれまで関わってくれた方々へ感謝の気持ちが湧きました。子育てすることは自分の人生を追体験することでもありますね。

たろ
たろ

命の誕生に立ち会えたこと、本当にいい経験でした。ありがとうももちゃん、元気に生まれてきてくれてありがとうみいたん。

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