ケンタッキーのバーガーが小さくなった!?
先日、久しぶりにケンタッキーでチキンフィレバーガーを食べました。
10年ぶりくらいだったと思いますが、手に取ってびっくり。バーガーが手のひらにすっぽり収まるほど小さくなっていたのです。もちろん味は変わらず美味しい。でも、そのサイズの変化と価格(約400円)を見た時、ふと「円の価値が落ちたな」と感じました。
私たちが日々の生活の中で無意識に感じているインフレの影響を改めて実感させるものでした。
ありとあらゆる食材が小さく高くなったよね・・・カントリーマームとか昔は大きかったのに。。
日銀のインフレ目標と現実
日本銀行はインフレターゲットを年間2%に設定しています。これは、経済成長と物価安定を目指すための指標です。
しかし、足元ではその2%を少し上回るインフレが続いています。2024年9月時点での日本の消費者物価指数(CPI、生鮮食品除く)は前年比で2.4%増(日経新聞)。つまり、私たちが使うお金の価値が少しずつ減っていることを示しています。
では、仮にこのインフレ率が10年間続いた場合、100万円の価値はどれくらいになるでしょうか?
2%のインフレが続けば、単純計算で今の100万円は約82万円にまで価値が下がります。これは、物価が上がることで同じお金では今よりも少ないものしか買えなくなるということです。
インフレに強い資産を持つ重要性
日本人は長い間、デフレの中で生活してきました。物価が安定していたり、時には物価が下がることで得られる安心感がありました。しかし、これからはインフレの時代が続く可能性が高く、これまでとは異なる経済環境に適応していく必要があります。
このようなインフレの時代において、資産を守るためには戦略的な対策が必要です。
現金の価値が下がる中で、インフレに強い資産に投資することが重要です。具体的には、株式や不動産、金などの資産に資金を分散することで、将来的なインフレによる影響を最小限に抑えることができます。
まとめ:未来に備えるために
ケンタッキーのバーガーが小さくなったという一見小さな出来事が、実は私たちに大きな警鐘を鳴らしています。
お金の価値がこれからも変わり続けることを意識し、インフレに強い資産に投資していくことが、これからの時代において非常に重要です。日々の生活の中で感じる小さな変化から、未来への備えを考えてみてはいかがでしょうか。
アメリカの投資家 ヘッジファンドマネージャーのレイ・ダリオ氏が言う「現金はゴミです。」が現実味をおびてきました。笑
レイ・ダリオ氏の著書もどうして現金の価値がなくなっていくのかを理解するのによかったです。
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