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お金

私たち夫婦には婚約指輪も結婚指輪もない理由

Photo by Nick Karvounis on Unsplash

私たちは結婚してもうすぐ3年になる20代夫婦ですが、婚約指輪も結婚指輪も持っていません。

結婚に際して二人で相談した結果、「装飾品をつける習慣もないし、失くしそうだから別にいらなくない?」という結論になりました。

なぜこういう判断ができたのかと振り返ると、自分たちは自分たちにとって大事なこと、つまり自分たちの価値観が明確で世の中の常識や流行りに流されずにお金を使う習慣があるからだと考えています。

逆に考えると、自分の価値観(自分にとってなにが大事か)がわからないとお金がどんどん減っていくんだと気がつきました。

もも
もも

ちなみに我が家には炊飯器もテレビもありません。

自分の価値観がわからないとお金を失う

毎日使っているお金、どれくらいが「ほんとに自分が欲しくて買ったもの」に使われているか考えたことはありますか?

世の中の流行りや他人の価値観、常識を基準にお買い物をしてると、気づかないうちにお金はどんどん消えていきます。

世の中には「こうあるべき」という常識で溢れていますね。結婚するには、プロポーズして婚約指輪をぱかっとするものだとか、小学生はランドセルを使うものだとか、子供が生まれたら学資保険に入るべきとか。

これって企業が儲かるための巧妙なマーケティングだと思います。プロポーズの時に指輪を渡す文化なんて昔の日本にはないですし、日本中の小学生が揃いも揃ってランドセル使ってるのもおかしいですよね。アメリカにはそんな文化ない。

広告やキャンペーン、常識が私たちの心をつかみ、気づかないうちにお金を使わせる仕掛けがたくさんあります。自分の価値観や軸がしっかりしていないと、これらのマーケティング戦略にハマり、無駄なお金を使ってしまうことが多いのです。

自分の価値観がわかれば、お金の使い方も変わる

一方で、もし自分にとって何が大事かが明確であれば、お金の使い方も変わってきます。たとえば、ブランド品はいらないけど海外旅行に行って体験を買いたいとか、テレビはいらないけど、いいパソコンが欲しいとか。

私たちも指輪を買わなかったことで結果として数十万円は使わずに済んでいます。数十万円ってたいしたことない金額ですが、こうした積み重ねが大きな差になると思います。

三菱リーマンの穂高さん流に言うなら「支出の最適化」です。

矛盾するように感じるけど、失敗も経験の一部

ここで一つ矛盾に思うかもしれませんが、価値観に沿った使い方をするためには、いろいろ試してみることも大事です。失敗を恐れずに、お金の使い方を試してみましょう。いろんな経験を通して、「これは必要だった」「これはそうでもなかった」と学ぶことができます。

例えば、(なかなかそんな人いないと思いますが)旅行にお金をかけてみたけれど、結局家でのんびりする時間の方が自分にとって大切だったと気づくこともあります。また、高価なブランド品に投資したものの、シンプルで質の良いアイテムの方が長持ちして結果的に満足度が高かったと感じることもあるでしょう。

自分を知ることで豊かさが見えてくる

結局、自分の価値観を理解することが、無駄遣いを減らし、賢い消費を促す鍵です。

お金の使い方を見直し、自分にとって本当に価値のあるものに投資することで、生活はより豊かになります。マーケティングの罠にハマらず、自分の軸を持って選択をすることで、経済的にも心豊かに過ごせるようになると思うのです。

自分を知ることは、豊かな生活を手に入れる第一歩。失敗を恐れず、さまざまな経験を通じて、自分の価値観に合うお金の使い方ができるといいですね。

たろ
たろ

お金って貯めるよりうまく使う方が難しかったりするよね。お金の使い方が上手い人はお金に好かれてお金が巡って帰ってきます。

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