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株式投資

【投資5年目】2025年に向けて今後の投資シナリオを考えてみた。

もも・たろ
もも・たろ

こんにちは!

「豊かな暮らしと資産形成の両立」をテーマに大人のデートや結婚、夫婦生活、資産形成についてブログを書いている20代夫婦ブロガー、ももたろ夫婦です!

本記事は、2024年後半から2025年を見据えた市場のシナリオを想定し、今後の私の投資行動を紹介します。

米国で失業率が継続的に上昇し始めている中でFRBが9月に利下げすることは確実視され、米国が22年3月から23年7月まで行った利上げは、ついに利下げ局面を迎えようとしています。

一時160円をつけたドル円も今は142円まで円高に。今後も中長期的には円高トレンドが続く可能性が高いです。トレンド転換が起こりそうですね。

株価に大きな影響を与える金利・為替動向を鑑みて今後の投資行動を整理したいと思います。

1年くらい前にも同様の予想をしていたのですが、2024年にこれまで起きたことの方向性は結構読みどおりでした。保有している金の価格もかなり上がってきました✨

*免責:本記事はあくまで一個人の見立てであり投資は自己責任でお願いします。

現在の投資状況

まずは私の投資状況をさっくりご説明。

・投資歴:5年目、2020年5月〜
・運用額:1,418万円(執筆時点の数値。内398万円が含み益)
・現金 :約1,235万円

2024年6月には2,256万円の運用額がありましたが、植田ショックの直前で緊急回避。500万円ほど利確して現在は運用額1,400万円ほどまで落としリスクオフの姿勢をとっています。

現金ポジションは一時500万円ほどでしたが、利確したことによって現金はかなり厚めです。
大量にある現金1,200万円をどのように投資していくかを考えます。

植田ショックで長年連れ添ったNVIDIA株と決別。株安円高のダブルパンチを受ける前に利確しました。

考える材料:金利と為替

今後の相場を語る上で欠かせないのが金利動向。

アメリカの金利

FRB、来週のFOMCで25bp利下げ実施の公算大
米連邦準備理事会(FRB)は9月17─18日に行われる米連邦公開市場委員会(FOMC)で、25ベーシスポイント(bp)の利下げを開始する公算が大きいとみられる。基調インフレになお粘着性が見られることから、50bpの大幅利下げは控えられるとの見方が強い。

9/11に発表された消費者物価指数は前年比2.5%上昇と前月の2.9%上昇から鈍化。一方で変動の激しい食品とエネルギーを除くコア指標は前月比0.2%上昇。粘着性のあるサービスや家賃が高止まりしている背景もあり、大幅な利下げはインフレの再燃を招きかねないことから9月のFOMC(連邦公開市場委員会)では0.25%の利下げの可能性が高そうです。

追記:9/15 市場では0.5%の利下げの可能性が見通しが急速に高まっています。

来週のFOMC、50bp利下げ以外なら落胆-市場関係者の見方
米連邦公開市場委員会(FOMC)の政策金利発表を来週に控え、トレーダーの間では大幅利下げの見通しが復活し、その確率は40%として織り込まれた。市場関係者のコメントは以下の通り。

ついに利下げサイクルが始まるアメリカ。利下げされることはすでに市場は織り込んでいるとすれば、今後はどれくらい、どのペースで利下げが進むかが焦点となるのでしょう。

ハードランディングとなるかソフトランディングになるのかの分かれ目にいますね。

日本の金利

米国が利下げに動く一方で、日本は利上げに動く。

23年7月に政策金利を0.25%まで引き上げを決定。引き続き利上げを続ける姿勢を打ち出しています。

日銀の田村直樹審議委員、利上げ「少なくとも1%程度まで必要」 - 日本経済新聞
日銀の田村直樹審議委員は12日午前、経済・物価情勢が見通し通りに推移すれば、政策金利である短期金利を2026年度までの見通し期間後半にかけて「少なくとも1%程度まで引き上げておく」ことが適切だとの認識を示した。「物価の上振れリスクを抑え、物価安定目標を持続的・安定的に達成するうえで必要だ」と強調した。岡山市で開いた金融...

日本経済はどこまで金利ある世界に耐えられるか疑問ですが、日銀の審議委員の中には26年度にかけて1%まで金利を引き上げる考えもあることが示されています。

米国は利下げ&日本は利上げ局面で今後も円高トレンドが続くことが見込まれます。

米国経済は踊り場。利下げが確実視されているということは景気後退が市場に織り込まれていることが想定されます。

いずれにしても円高トレンドには変わりありませんから、円安によって利益が膨らみ株高が演出された日本株にとって円高は逆風となります。

これからの投資行動

想定シナリオ

米国
✔️9/17~18で行われるFOMCではFRBは利下げを決定。為替や市場はすでに織り込み済みので問題は利下げ幅だが、0.25%か0.5%になるかは不明。0.25%となった場合は失望売り、0.5%となった場合は景気後退が意識されて売り?どちらにしても売りかも。短期的なシナリオはよくわからない。
✔️利下げサイクルが始まるということは、FRBも景気拡大ではなく景気後退を見越している。
✔️利下げサイクルは2025年半ばまで続き、株価はダラダラと値下がりする。
日本
✔️9月にも日本の実質賃金はプラスに転じる可能性あり、日銀の利上げは今後も続きそう。
✔️日本円とUSDの金利差が縮小しドル円は円高方向に進む。

上記シナリオを基に投資行動を考えると、今は株式投資に積極的になる局面ではない、と思えます。

投資の方針

✔️S&P500投資信託の積立は継続。
✔️景気後退が見込まれる状況と判断し、ディフェンシブセクターの高配当株を徐々に買い増ししていく。次の景気拡大局面が見えてくるまではグロース株投資はお休み。
✔️景気後退局面を目前に控えており、企業業績の悪化とともに株が売られる。でも、景気後退しなかった場合に備え、機会損失を避けるためにある程度ポジションは持っておく。
✔️円高局面で売られる日本株も弱め。配当目的で保有している株の買い増しを狙う。
✔️ドルと逆相関の関係にある金および金鉱株なら上昇する可能性あるかも。

問題は1,235万円ある現金をどのように配分するかですが、これは次の記事にまとめたいと思います。

終わりに

ソフトランディングとなるか、ハードランディングになるかの分かれ目に来ていますね。米国経済は悪くない状況と現時点では言えますので、ポジションをゼロにするのはチャンスロスのリスクがあってそれもまた怖いです。

買い増しできる余力は残しつつ、米国株のポジションは持っておこうかなと思います。日本株は円高によって値下がりし利回りが上がる高配当株を買い増ししていきます。

投資を始めてから世界のニュースに敏感になって、経済ニュースが大好きになりました。
投資の概念は仕事でも役に立つので、株を始めて本当に良かったです。

さあ2025年どうなりますかね。戦略が当たると嬉しいな。

たろ
たろ

皆さんも楽しい投資ライフを〜!

皆さんの見立ても是非教えてくださいね。

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