アメリカ連邦準備制度理事会が昨日発表した2025年の金利見通しにおいて利下げ回数が市場の想定を下回ったことから長期金利の指標となる米国10年物国際の利回りが急騰。アメリカの株式市場は軒並み下落しました。
その流れを受けて、12/19本日の日経平均も一時700円を超える下落を見せました。その中で今年7月頃から株価の下落が進んでいる三菱商事株が現在配当りまわり4%を超える水準まで株価が値下がり。
三菱商事株、私も400株ほど持っていて絶賛含み損ですので、下落局面で買い増しして平均取得額を下げたいと考えています。
長期で見てみると、2023年初頭は1,500円ほどだった株価が2024年7月頃には一時3,500円を超えて上昇。現在は2,500円ほどに戻ってきています。果たして今の株価が正当化できるのかどうか、ですね。
三菱商事のEPS(1株あたりの純利益)推移をグラフにしてみました。
「年度」と言うのは会計年度が締まった年になります。(2017年度=2017年3月期と言う意味)
例えば2020年度はEPSが116円だったのが、足元では230円と2倍弱となっています。 利益額がコロナ禍を経て大きく伸び、新たなステージに入っていると言えるでしょう。
足元のPERは10.7倍。過去の水準からすると少々買われすぎといった具合でしょうか。
PER8倍として株価を計算すると、株価は1880円ほどになってもおかしくはありません。
ただし1880円になると、配当利回りが5%を超えますから流石にそこまでは下がらないでしょう。もしくは減配されることで配当り利回りが適正化されるかもしれませんね。
現状の株価は、過去のPERや配当利回り水準から見ても「割安感」を感じさせます。ただし、さらなる下落リスクや減配の可能性を考慮しつつ、分散投資の観点からポジションを調整するのが良いでしょう。私も今後、慎重に買い増しを検討したいと思います。
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