

社会人2-3年目になったけど、自分はサラリーマンに向いていないかも・・・
こんなお悩みを抱えていませんか?

なんか分からないけど、仕事にもやもやする・・
この記事では、こんなお悩みを持つあなたに4つの解決策を紹介していきます。

初めまして。ももたろ夫婦ブログのたろです。
社会人6年目の海外営業マンです。
これまで日系企業で働いてきてキャリアのことでたくさん悩んできました。
今は外資系企業への転職を目指しながら、経済的自立を目指して資産形成をしています。
私も社会人3年目の頃、もやもやしながら仕事をしていました。
自分の仕事を続けていても専門性が身に付かなくてキャリアが行き詰まるんじゃないかと悩み、転職活動もしました。
その時は結局転職しなかったのですが、たくさん行動して自分が目指したい方向を見つけることができました。そんな実体験も踏まえてこの記事では、あなたのもやもやを解決します。
✔️会社員に向いていないと感じる原因
✔️悩みの解決方法
✔️悩みから抜け出すために実際にやってよかったこと
日系企業の会社員(サラリーマン)に向いていないと感じる原因は?
解決策を考える前になぜ日系企業の会社員に向いていないと感じてしまうのか、原因を整理していきましょう。
原因はたくさん考えられますが、主要な原因を3つ紹介していきます
原因①:専門性が身に付かない恐怖
一般的な日系企業にいると会社都合でさまざまな部署に異動をさせられてしまい、自分の専門性がわからなくなる恐怖感があるのではないでしょうか。
日本企業はポジションに対して人を雇わず会社に対して人を雇うことで自由に社員を異動させる権利を持っています。その代わり、従業員を解雇をすることへのハードルが非常に高いです。
社員の側から見ると「新卒で人事に入ったけど、3年目に営業に異動して、8年目には生産管理になる」という人事異動があり得ます。あなたの専門性は?と聞かれて何も答えられなくなってしまうのです。
自分の会社のことはなんでも知っている達人になれるかもしれませんが、専門性・即戦力が求められる30代以降の中途採用市場では、どこのポジションにも合わない人が出来上がるのです。「もっと専門的な人を探しているので結構です。」と転職時の面接では言われてしまいます。
つまり所属している会社から出られなくなり、定年するまで耐え続けるしか道はなくなります。よっぽど自分の会社が好きならばそれでも良いですが、選択肢を奪われる恐怖というのは恐ろしいです。
原因②:年功序列の評価・給与制度
日系企業の評価・給与制度は年次が多くを決めている部分があり優秀な若手にとっては不満につながるのではないでしょうか。自分がどんなに仕事を頑張って成果を上げても自分がいる年次の給料しかもらえません。
私の会社のボーナスは一応評価連動型を謳っていますが、ある年のボーナスに衝撃を受けました。私は会社で最もいい評価をもらったのですが、評価の低かった同期と比べてボーナスに数万しか差がなかったのです。。
日本企業は退職金と無期限雇用という餌で社員を辞めさせないようにして、若い従業員を安い給料で雇っています。どんなにやる気のないおじさんでも最後は退職金欲しさに会社にしがみつきます。しかもやる気もなくモチベーションも低いおじさんでも一生懸命働いている若手よりもはるかに多い給料をもらっていたりするのです。
今の40代後半~50代は退職金をたくさんもらって逃げ切ることができるかもしれませんが、今の20-30代が定年になる頃に退職金がもらえるか怪しいですし、そもそも自分が定年する頃には会社は無くなっているかもしれませんよね。
原因③:家庭との両立が困難
日系企業にいては共働きでの子育てが難しくなると危惧しています。
日系企業は会社都合で異動や昇格があり、年次とともにどんどん責任が重くなります。その分給料は伸びるかもしれませんが、役職が上がるにつれて多忙を極めて家事や育児をやる余力はほとんどないでしょう。まさに滅私奉公です。自分で自分の仕事の給料と負荷をコントロールできません。
その結果は夫婦のどちらかは子育てをするためにキャリアを捨てて会社をやめることなってしまいます。例えば、夫の赴任に帯同するために、妻がキャリアを捨てる。夫が単身赴任になったので、妻は育児に専念するなどです。ちなみに、専業主婦になることで生涯で2億円損すると言われています。
やっぱり日系企業でそもそも共働きさせる気ないですよね。。
そもそも共働きを続けていられるのなら無理に一人でたくさん稼ごうとしなくても良いですし、共働きの方様々なリスクを分散できて安全なのではと考えています。
日系企業の会社員に向いていない人はどうすればいい?具体的に手順を紹介
日本企業で働く上で悪い面を書いてきましたが、人によってはいい面にもなります。
「成果を出さなくてもクビにならずにある程度給料はもらえる。」「自分のキャリアは会社に任せたい」「妻/夫は専業主婦(夫)を希望しているので、一人でたくさん稼ぎたい」、こういった方には日系企業は有利な環境です。
ですが、この記事を読んでいるあなたは上記のような方ではないと思いますので、
今の日本企業の会社員としてのもやもやをなんとかしたい方に向けて解決手順を紹介します。
キーワードは「現状(自分)を理解すること」&「理想状態を決めること」です。
理想状態と現状のギャップを埋めることが、とるべき行動ということになります。
つまり、もやもやしている・悩んでいるのは「①現状がわかっていない」か「②理想状態が見えてない」ためにどのような行動を取ればいいかわからないからです。
やるべきことが分かればあとは行動するだけなので、悩まずに済みますよ。
手順①:まずは自分を理解する
目指すべき方向性を考える上で、現状を把握して自分を理解する必要があります。
自分がどういう人間で、どのように生きていきたいのか分かっていないと目指すべき方向性もみえません。
例えば無料でできるパーソナリティ分析やGallup社が提供しているストレングスファインダーなどを利用して、自分への理解を深めましょう。


Gallup社というのは世界的に有名な調査会社で、こうした自己診断サービスも展開しています。ストレングスファインダーは有料ですが、かなり詳細に自分の特性を分析してくれます。
友人3人と一緒にやったことがありますが、友達にも分析結果を読んでもらってフィードバックをしてもらうと自分のことをより深く理解できますよ。
もちろん、これらのツールを使っても自分のことを完璧に理解できるわけではないですが、現時点ではざっくりと「自分はこういう人間だ」と分かっていればOKです。
手順②:情報を仕入れて選択肢を洗い出す
次に、世の中にある多様な選択肢をもっと知るために、自分の外に情報を探しにいきましょう。世の中には自分には想像もつかないような生き方をしている人がたくさんいます。
自分とは異なる多様な生き方に触れることで、自分が目指している生き方が浮き彫りになってきます。本を読む、人に会う、講演をきく、ブログを読む、とにかく行動してたくさんの生き方に触れましょう。
自分が目指したい方向にある生き方の選択肢がたくさんあることを認識します。日系企業にいながらも自分が向かいたい方向性にたどり着く生き方があるかもしれません。
手順③:自分にとっての理想状態を明確にする
たくさんの生き方に触れ自分が目指したい選択肢を洗い出した後に自分にとっての人生の理想状態を明確にします。
人生の理想状態を明確にすることで初めて、そこにたどり着くためのアクションを決めることができるようになります。
【実体験】悩みから抜け出すために実際にやってよかったこと
現状/自分を理解して、自分にとっての理想状態を決めるために私が実際に行った行動を紹介します。
自分が知っている世界はとても狭いことを自覚して、世界には様々な生き方があることを感じましょう。
人生でやりたい事とやりたくない事を100個ずつ書き出す
まずは、自分が人生やりたい事100個とやりたくないこと100個を書き出してみてください。
やりたい事100個を書くのは意外と難しいのですが、やりたくない事100個はスラスラ出てきたりします。あはは。。
私の場合は、やりたくない事はこんな感じです。
やりたい事とやりたくない事を書き切ったら、やりたくない事を避けることができて、やりたい事を実現できる道が、進むべき道になります。
その道を実現するためにあとは行動するのみです。
私の場合は、外資系企業への転職と早期の資産形成による会社員からの引退がゴールです。
読書する
読書することで自分の頭では絶対に考えられない知識を得ることができます。
私が自分の人生で最も影響を受けたのは読書だと思います。読書を通して、世の中の流れを知り、自分が目指したい生き方があることに辿り着きました。
1,000円やそこらで世界の知識を取りれられる読書は自己投資のコスパ最強と言えるでしょう。
日系企業の会社員でいることに違和感を感じているあなたにおすすめの本を紹介します。
おすすめ本①:「FIRE 最強の早期リタイア術 最速でお金から自由になれる究極メソッド」
私はこの本を読んで衝撃を受けました。これが自分が目指したい生き方だ!と。
FIRE(Financially Independent Retire Early)というのは、経済的自立を達成して早期に会社員を辞めるという意味です。経済的自立というのは、投資からの収入が生活費を上回る状態を達成することです。
雇用されて稼いだお金を投資に回すことで、その投資からの収益で生活費を賄います。そんな生き方ありなのか!とびっくりしました。
おすすめ本②:「不条理な会社人生から自由になる方法 働き方2.0vs4.0」橘玲著
橘玲さんの本はハッとさせられるところが多く、いつも勉強になります。この本は、日系企業の常識は世界の常識ではないことがよくわかる本です。
例えば、定年制はアメリカやイギリスでは年齢差別として禁止されています。また、日本では正社員と非正規社員が同じ仕事をしていても給与が違うということがザラにありますが、これも身分差別的な制度としてアメリカではありません。
これからどんな社会になるのかを理解して、先取りして行動していくことが大事になります。
日本もこれから新卒一括採用の仕組みは崩れ年功序列も無くなって、ジョブ型の雇用制度に移っていくでしょう。中途で会社に入ることが当たり前になった後の社会で求められるのは、専門性でしょう。
そういった日系企業の異常さとこれからのトレンドについてよく理解することができる本です。
様々な生き方の人に会う
自分とは全く違う生き方をしている人にたくさん会うと、逆に自分の輪郭が浮かび上がってきます。
自分とは違うものと比較することで、自分が何を求めているのかよく分かってくるようになります。
友達ばかりに会っても新しい情報は得られにくいです。なぜなら、友達というのはすでに自分に似ている人と友達になっているからです。
自分に刺激を与えてくれる人は、自分から遠いところにいることが多いです。
そういった人に出会うために最近はビジネスマッチングアプリが発達していて便利ですよ。
私は、Yentaというビジネスマッチングアプリを使って様々なタイプの人に会いました。会社経営者・某転職サービス大手の人事部長・コンサル・不動産投資で会社員を引退した人などです。

いろんな生き方をしている人に触れている間に、まず日系企業の会社員という生き方は、星の数ほどある生き方の一つでしかないと感じるようになりました。
やっぱり会社員を引退して、不動産投資だけで生きている人に会ったときは衝撃的でした。その人は36歳くらいで資産6-7億円ほど作って悠々自適に生きているのです。普通に会社員していたら絶対に辿り着けないですよね。
そうして行動している中で自分が行きたい方向が見えるようになってきましたよ。
試しに転職活動をしてみる
実際に転職しなくてもいいですが、自分の現状や実力を知るという意味で一度転職活動をしてみることをおすすめします。
転職活動をすると、自分の強みを整理したり、自分の仕事を棚卸してして実績をまとめたりして、自分のことを見つめ直すきっかけになります。
転職エージェントに相談するといろんな採用情報を出してくれるのでは今の自分だとどのような転職先があるのかも分かってきます。
まとめ:まずは現状を理解して、自分にとっての理想を決めよう
これまで、日系企業の会社員に向いていないと感じてしまう原因を紹介して、悩みを解決する方法を紹介してきました。ここで簡単におさらいします。
具体的なアクションを考えるためには、①現状の分析(自分を理解すること)と②理想状態を決めることが大事です。
この2つを押さえることで、もやもやした気持ちは行動することで解決できます。行動をしていた先に自分が理想にしている生き方が待っていると考えるとワクワクしてきませんか?
日系企業での働き方はこれからはどんどん時代遅れになっていくことは間違い無いでしょう。それでも人それぞれ理想の生き方は違いますから、人の意見や世の中の流れは一回置いておいて「自分はどう生きたいのか」をまずはしっかり考えてみてください。
何事も始めるのに遅いことはありません。今日から行動していけば人生は確実に好転していきます。

より良い人生に向けて一緒に頑張りましょうね!
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